Calm Sea

心理療法(トラウマケアカウンセリング)

心と身体の両方から働きかけるトラウマケアカウンセリング

凪では身体志向のトラウマセラピーを組み合わせた心理療法をご提供しております。

 

EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法)

〜両側性刺激を用いて記憶のネットワークに働きかける〜

フランシーヌ・シャピロによって開発されたPTSD(心的外傷後ストレス障害)に対してエビデンスのある心理療法です。適応的情報処理(AIP)モデルに基づいており、眼球運動などの両側性の刺激を使って脳を直接的に刺激し、脳が本来もっている情報処理のプロセスを活性化することで、トラウマを治療していきます。視覚以外にも場合によっては聴覚、触覚といったモダリティでの刺激も使います。当ルームには、パジーと呼ばれる触覚の両側性刺激を与える用具もご用意しています。

記憶のネットワークに働きかけるのて交通事故、天災被害といったはっきりとした出来事があるトラウマや、人間関係や親子関係など過去に辛い出来事があったと思われている方には特に向いています。また、トラウマ治療技法の中でも、「信念」「思考」といったものも重視する処理となりますので、自分に対する否定的な考え方に苦しめられている人にもおすすめです。EMDRのセッションは単回では行うことができず、ある程度継続してくださることが前提となっています。詳しくはご相談ください。

SE™(Somatic Experiencing®︎、ソマティックエクスペリエンシング®︎)

〜身体に残ったトラウマを解放することで自律神経系を整える〜

SE™(Somatic Experiencing®)は米国の心理学者で神経生理学者でもあるPeter Levine博士が開発した、身体と神経系の統合をベースにした、安全で自然なトラウマ療法です。

SE™では、トラウマは出来事というよりも、自律神経系の調整不全であると考えます。身体感覚を鍵にしながらゆっくりと丁寧なプロセスで身体の神経系に残っているトラウマのエネルギーをリリースしていきます。

自律神経系を整えていくセラピーなので、心理的な問題だけでなく、身体に出ている不調にも効果的です。いろいろなトラウマに対して適応できますが、中でも交通事故、怪我、手術、暴力被害、性被害、といった身体に大きな衝撃を受けたトラウマにはとても効果的です。また、身体感覚をキーとしてセラピーをすすめめいきますので、記憶がはっきりしていない発達早期のトラウマにも使うことができます。

対面セッションでは自律神経系をより整えるために、ご希望があればマッサージテーブルを用いたタッチセラピーを行うこともあります。

ホログラフィートーク

〜起源を辿り癒しの体験を〜

ホログラフィートークは、嶺輝子先生によって開発された日本生まれのトラウマセラピーです。

クライエントさんご本人が感情や身体症状の意味を読み取り、解決し、自らを癒すプロセスをセラピストが援助する心理療法です。手法的には、軽催眠下のトランスワークや、自我状態療法の一種に位置づけられます。その背景には、「ネガティブな感情や身体症状は、問題の様々な原因そして解決法を教えてくれる素晴らしいリソースである」という考え方があります。ご自身の感情や症状から、問題の起源を探り、解決し、未来における新しいリソースやソリューションを見出す所までを多くの場合1回のセッションで行うことができるので、単発のセッションでもとても使いやすい技法です。過去のトラウマ(傷)が癒されていくプロセスでは静かな涙でのディスチャージ(解放)が起こったり、心身どちらも安心感に包まれる体験をしたり…、私自身も共にさせて頂く度に、人間がもつ回復力の素晴らしさに感動します。もちろん継続してセッションを行なっていくことで、より大きな変化と効果を感じていただけるものとなっています。

現在悩んでいることの起源を辿ると、自分では忘れていたような思ってもいない些細な過去のトラウマということも少なくありません。人間関係の困り事、身体の不調、そしてPTSD、複雑性PTSDのような長期間にわたる、愛着の問題を含んだトラウマなど幅広く使う事ができます。

現在の問題や症状の起源を探り、軽い催眠下での安心安全の中でそのトラウマを癒していくので、深い部分からの癒しが起こります。

オンラインセッションでも行いやすいのも特徴で、当ルームでは対人援助職の方のケアコースでもよくお選び頂いています。

TFT(Thought Field Therapy®、思考場療法®︎〕

〜問題を思い浮かべながらツボをタッピングしていく

アメリカの心理学者ロジャー・キャラハンによって開発された、鍼のツボをタッピングすることで心理的問題を解決を図る心理療法です。不安、トラウマといった心理的な問題だけでなく、身体の痛み、肩こりといった身体症状にも効果的です。特定の問題について特定のツボをタッピングしていく「アルゴリズム」と、その方のその問題についてのツボを見つけていく「診断」という方法があります。当ルームの臨床心理士は診断レベルのセラピスト資格がありますので、その方のお悩みに合ったタッピング方法をご提案できます。

短時間で効果がわかりやすく、問題を思い浮かべて(このことを「思考場」という考え方をすることから、「思考場療法®︎」といわれています)またタッピングするだけという手順から、セルフケアにも有効な技法です。

Body Connect Therapy (ボディコネクトセラピー)

〜最新の身体志向のトラウマセラピー〜


ボディコネクトセラピー(BCT)は藤本昌樹博士によって開発された日本生まれのトラウマ療法です。さまざまな身体志向のトラウマ療法のエッセンスにさらにオリジナルの要素を加えて統合された、新しいトラウマ療法です。脳だけでなく身体にも残っているトラウマを、眼球運動、タッピング、などを用いながら身体から解放していきます。短時間で深い処理を行うことができます。安全に処理ができるのも特徴の1つです。

ボディコネクトセラピーでは眼球運動も使用しますが、スローでソフトなものなのでオンラインでも行いやすいのも特徴です。SE™(Somatic Experiencing®)と同様に、対面セッションではタッチを用いてさらなる自律神経の調整を行うこともできます。

他にも…


その他にも、自我状態療法(Ego State Therapy)、臨床催眠といった技法を組み合わせることによって、各種トラウマセラピーの効果を高めることができます。また、プレインジム、リセット®︎、タッピングタッチといった、セルフケアにも使える身体を整える方法なども行いながら、「治りやすい身体」を作っていきます。
また、Points of You®︎というイスラエル生まれの美しい写真のコーチングカードによるセッションなども取り入れて、トラウマケアと共に未来への希望に対するアプローチも行っています。

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